「白バラの祈り−ゾフィー・ショル、最後の日々−」SOPHIE SCHOLL - DIE LETZTEN TAGE

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]


出演: ユリア・イェンチ アレクサンダー・ヘルト ファビアン・ヒンリヒス ヨハンナ・ガストドロフ アンドレ・ヘンニック
監督:マルク・ローテムンド


ヒトラー政権下で反ナチスを掲げ抵抗運動を行なった学生グループ“白バラ”の紅一点、ゾフィー・ショルの壮絶な最期を描いた真実の物語。
異例とも言える、逮捕からわずか5日で処刑されるまでの知られなかった真実。
1943年のドイツ・ミュンヘンヒトラー政権に対抗すべく、ビラ配りなどのレジスタンス活動を繰り返す“白バラ”
ミュンヘン大学の女学生ゾフィー・ショルは、兄と一緒に大学構内でビラをまきゲシュタポに逮捕されてしまう。
ゾフィーは、ベテラン尋問官モーアの厳しい追及にもひるむことなく無実を訴え続けるが…。



死を怖れることはない、けれど、一縷の願いを神様にするゾフィーの表情が忘れられません。
執行猶予をなくし、異例とも言える日数で実行された死刑。
それはギロチンという方法で、真っ白にも見える執行部屋での場面が今でも叫び出したくなるような恐怖を呼び起こす。

死の間際まで、決して取り乱すことの無かったゾフィーとハンス、クリストフ。
彼等の心の中には、自分達の「間違ったことではない」という強い強い信念が根付いていたからなのだろうか。
それは余りにも、強く、真っ直ぐで、痛ましいくらい切なかった。


国家というものすら怖れなかった彼等に。
最大の賞賛と、祈りを。
あなた達の行いは、今、きちんと皆に認められているから。