「クライマーズ・ハイ」



出演:堤真一 堺雅人 田口トモロヲ 遠藤憲一 堀部圭亮 マギー でんでん 矢島健一 西田尚美 高嶋政宏 小澤征悦 山崎努
監督:原田眞人


1985年8月12日。群馬県の北関東新聞社に勤める記者、悠木和雄は仲間の安西と谷川岳の衝立山に登る為、社を後にしようとしていた。その時。信じられないニュースが飛び込んでくる。

レーダーから、日航ジャンボ機が突如として消えた−。


世に言う、日航機墜落事故日本航空123便墜落事故)をもとにした物語が幕を開ける−。




予告の時点から、かなり楽しみにしていた映画の一つです。
日航機の事件は。子供心にもかなり印象に残っていたのですがその輪郭は子どもなりの捉え方しかしていなくて。
今回、映画と、関係文章等に目を通してみて。
改めてその悲愴さに打ちひしがれる。
特に、映画でも触れられているある部分を記述した物も読んだが。
注意が喚起されているのも納得する位、目を覆いたくなる物ばかりだった。
それでも。これが事実なのは変わらない。


映画も大半部分が焦燥感や、緊迫した画面が拍車をかけ、こちらも緊張感に包まれながら観た。

クライマーズ・ハイ

その言葉の持つ意味が、重くのしかかる。
人生を変えるくらいの大きな事故に直面したとき。彼等が何をしようとしたのか・・・。


NHKでの、佐藤浩市氏の悠木も観てみたい。
遠藤憲一氏が、自虐の詩とのギャップが激しすぎて最初、気付かなかった。
皆さん芸達者で、観ていて本当に圧巻です。堺さんがいつもの堺さんでないのも。
出来れば、もう一度家でしっかり見てみたい作品。